2025年7月27日~8月1日
このたび、株式会社SaganNaviの企画・運営により、中国・蘇州市姑蘇区文化旅行産業商会から初めての訪日団となる企業家代表団(20名余り)が九州を訪れ、6日間にわたる視察・交流活動を実施いたしました。
観光・産業の現場で幅広い交流
視察期間中、代表団は長崎県観光連盟や武雄市観光商工課との観光交流会、現地企業訪問・観光資源の視察などを通じて、日本の観光産業・地域経済の実情を学び、意見交換を行いました。
武雄市や長崎県では、自治体による観光説明会が行われ、特色ある食文化や質の高い宿泊施設、多彩な観光資源について紹介を受けました。また、観光資源の開発や文化発信、経済協力といったテーマをめぐり、活発な意見交換が行われました。
現地ならではの体験と交流
長崎県庁の職員食堂では、シンプルな定食を体験し、日本における公務接待の文化に触れました。また、百年の歴史を誇る酒造「Kinokawa」を訪問。日本清酒と中国黄酒の共通点について学び、「日中酒文化フォーラム」の開催を提案するなど、文化交流の新たな可能性が広がりました。
「日本の景徳鎮」と呼ばれる有田町では伝統工芸工房を視察。日本の匠の技と現代ビジネスモデルを学び、蘇州市の文旅産業の発展に向けた示唆を得ました。
大牟田市では白石グループを訪問し、ホテル経営、商業施設開発、青少年スポーツ交流といったテーマで実務的な意見交換を実施。今後の協力の可能性を模索しました。
九州の魅力に触れる
代表団は熊本城、阿蘇火山、別府温泉など日本を代表する観光地も訪問。観光産業の運営モデルや地域資源活用の事例を熱心に学びました。
代表団の声と今後の展望
今回の交流は、蘇州市の青年企業家にとって「学びと成長の旅」となりました。代表団からは、
「この交流を新たな出発点とし、積極的に国際協力を推進していきたい。帆を掲げた船のように、蘇州の経済・社会発展に青春の力を注ぎたい」との声が寄せられました。
SaganNaviは、今後も地域と海外をつなぐ架け橋として、観光・産業交流を通じた国際的なネットワークづくりを推進してまいります。












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